ギャンブル依存症になった経緯
大学4回生のときでした。友達に誘われて行ったスロットで、6万円勝ったときです。こんなに簡単にお金を稼げるのか!!と衝撃を受けました。これが罠にハマるキッカケでした。そこから2年ほどギャンブルをやめたくてもやめられない日々が続きました。ではどのように克服したかを記載します。
ギャンブル依存症 3つの克服法
①自分への手紙を書く
②収支をつける
③負けを認め、負け金額のシミュレーションする
①自分への手紙を書く
ギャンブルに行きたくなった際に読む自分への手紙を書きました。「行くたびに嫌な思いをするのに、また行くのか」「ギャンブルをしている時間を、もっと有意義に使ったらどうだ」「ギャンブルに行く時点で負けが決まっているのにまた行くのか」のように、ギャンブルに大敗した際に味わった不快感を手紙にして、ギャンブルに行く前にそれを読むことで不快感を疑似体験することにしました。その結果、ギャンブルに行くことが嫌になり、ギャンブル依存症を克服しました。
②収支をつける
ギャンブルに頻繁にハマっている人が言う言葉で多いのが、「収支だいたいとんとんくらい」というものです。さて、本当にとんとんでしょうか。人は良かったときの記憶を残してしまうものです。負けた嫌な経験は忘れていくのです。実際に収支をつけていれば、負けていることが多いと考えます。私はギャンブルを始めてから、毎回収支をつけていました。その結果、30万の負けが確定した段階でギャンブルに行くことをやめました。
③負けを認め、負け金額のシミュレーションする
ギャンブル依存症が克服できない方の多くは負けず嫌いではないでしょうか。私も負けた金額を取り返すぞ!と意気込んでギャンブルに行き、また負けるという繰り返しでした。そもそもギャンブルは大元が勝つようにできています。行く回数が増える度に負けに近づいていくのです。そのためまずは、大敗を認めましょう。ギャンブルに行った時点で負け確定です。何回かに一回少しは勝てるとは思います。しかし、その一回の勝ちのために、時間を浪費し、お金を浪費し、メンタルをすり減らしているのです。長い目で見ると、ギャンブルに行った時点で負けているのです。
その上で、負け金額のシミュレーションをしましょう。例えば30万負けているギャンブル歴3年の30歳の人がこれからも70歳までずっとギャンブルを続ける場合とギャンブルをやめた場合のシミュレーションをしてみます。
〈ギャンブルを続ける場合〉
1年で10万負けるので、70歳までギャンブルをすると考えると41年分の410万負けます。
〈ギャンブルをやめる場合〉
30万の負け金額は変動しません。30万を41年で割ると1年で7317円の負け。毎月609円の負け。1日20円の負けとなります。
上記より、今からギャンブルをやめたほうがいいことが明確になると思います。そして、今までに負けた金額に対する執着心が少なくなると思います。
まとめ
私は3つの克服法を実践し、ギャンブル依存症を克服しました。悩みながら色々と実践して効果があった方法てすので、ぜひお悩みの方は試してみてください。
※ギャンブルを全否定する訳ではありません。それを楽しみに仕事を頑張っている方もいるでしょう。あくまで、ギャンブルをやめたい方向けの記事ですので、不快になられた方は申し訳ありません。
コメント