成績が上がらないのはなぜ?定期テストで得点できない子どもの習慣

目次

定期テストで得点が取れない子どもの習慣3つ

①提出物の作成が遅い
②基礎ができていない上で、定期テスト範囲を学習する
③学習時間が短く、勉強の目標設定を誤っている

①提出物の作成が遅い

多くの学校で提出物の指定があると思います。そして定期テストの範囲発表は、テストの1週間前が基本です。定期テストの点数が上がらない子どもは、1週間前から提出物の作成を始めます。そして定期テスト前日に提出物作成が完了します。天才でない場合は、この時点で定期テストは撃沈です。よほどの天才でない場合、提出物を作成しただけで得点が取れる訳がありません。遅くとも2週間前から、次の定期テストの範囲を予想し、提出物の作成を始めます。そして、定期テスト1週間前からは、提出物の内容を何度も反復演習し解けるようになる必要があります。点数を上げたいのであれば、遅くても2週間前からは学習を始めるようにしましょう。

②基礎ができていない上で、定期テスト範囲を学習する

英語や数学については、基礎ができていない上で、定期テスト範囲を学習したところで点数は上がりません。例えば、英語のbe動詞や一般動詞でつまずいているのに、現在進行形や不定詞を勉強しても、根本的に理解していないので点数が上がらないのです。空欄補充の問題や単語の問題は解けるけど、並べ替え問題や英作文が解けないという子どもは、基礎からやり直す必要があります。

定期テスト2週間前から、今までの復習をしていると、社会や理科や国語など学習したら得点が上がる教科にも影響してしまいます。そのため、その期間以外で、英語や数学の苦手克服を行うようにしましょう。夏休みなどの長期休暇が一番時間が取れると考えますので、有効に使うようにしてください。

③学習時間が短く、勉強の目標設定を誤っている

よほどの天才でもない限り、テストで点数を取るには反復練習が必要です。それにも関わらず、1日1時間程度しか学習しない子どもは成績が上がりません。また、学習時間を勉強の目標にするのは誤りです。例えば、集中せずに3時間勉強しても、おそらく頭には何も残っていないでしょう。では、何を目標にするのかというと、「何を定着させるか」です。例えば、今日は単語100個と縄文時代の一問一答を全て完璧に暗記する。というように具体的な目標を設定します。そして、その目標を達成するまで学習を終えることはしません。人によっては、1時間で終わるかもしれませんが、違う人では5時間かかるかもしれない訳です。かなりシビアな設定ですが、そのようにしないと点数が上がることはありません。勉強をした時間、勉強をした事実が大切なのではありません。勉強し内容が定着したかどうかが大切なのです。

大人は隠すが、結果が全て

子どものうちは、過程を評価されます。しかし、大人になると結果を評価されます。プロ野球の選手がいい例でしょう。おそらくどの選手も頑張ってはいると思います。しかし、結果が出なければ除名されることもあるのです。

子どもも同じだと思います。過程が大切なんだよと甘いことを伝えていたとしても、受験になれば点数結果で合否が決まる訳です。結果が大切だという意識を持たせていない状態で、最後の最後で最も厳しい現実を突きつけるのは正しくないと考えます。

結果が全てです。ただ受験で不合格であっても、人生が終わる訳ではありません。結果をしっかりと反省し、次に活かせばいいのです。

次の定時テストでは結果にこだわり、できることを全て実践してください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

はじめまして、Mr. Resurrectionと申します。今まで楽しい経験や辛い経験をしてきました。それらの自らの経験を活かして、このブログを書いていきます。皆様は私のような失敗をしないでください。ぜひ反面教師として活用していただければと思います。今後ともよろしくお願いいたします。

コメント

コメントする

目次